コンテンツを公開したにもかかわらず、期待していた成果が得られないほど残念なことはありません。
制作に携わったメンバーのモチベーション低下につながるだけでなく、こうした状況が続けば、チームの成長に必要な予算を確保することも難しくなる可能性があります。
そこで役立つのが、コンテンツ自動化です。
コンテンツ自動化を活用することで、コンテンツのパフォーマンスをより効果的に分析し、傾向を把握したうえで、今後のコンテンツ改善につながる具体的な施策を導き出せます。
では、コンテンツ自動化を自社に導入するには、どうすればよいのでしょうか。本記事では、そのプロセスをステップごとに解説します。まずは「コンテンツ自動化」とは何かを確認しましょう。
関連記事:マーケティングオートメーションを自社に導入する方法
コンテンツ自動化とは?
コンテンツ自動化とは、コンテンツ制作から分析まで、コンテンツマーケティングに関わるさまざまなプロセスを自動化によって効率化することです。
コンテンツ自動化を実現するには、複数のアプリケーションを接続し、トリガーとアクションを組み合わせてエンドツーエンドの自動化を構築できるエンタープライズオートメーション(EA)プラットフォームを活用します。
ここからは、コンテンツ自動化の中でも「分析」に焦点を当てて解説します。そのほかの活用方法としては、以下のような例があります。
参加予定者がどのような層なのかを把握することで、そのオーディエンスに響き、エンゲージメントを高めるプレゼンテーションを作成できるようになります。
コンテンツのパーソナライズ
イベントを開催する際には、参加者が登録した直後に、業界、企業規模、自社との過去の接点などの登録者情報をチャット上で自動共有する仕組みを構築できます。
参加予定者がどのような層なのかをチームで把握することで、そのオーディエンスに響き、エンゲージメントを高めるプレゼンテーションを作成できるようになります。
関連記事:プロダクト利用データを活用してイベントをパーソナライズする方法
コンテンツ制作
チームがAirtableのようなプラットフォームでコンテンツ制作プロセスを管理している場合、プロジェクトの担当順が回ってきたタイミングで、プラットフォームBotからSlackなどのチャットツールを通じて担当者へ自動的に通知することで、ワークフローを自動化できます。
これにより、コンテンツを予定どおりに公開し、品質を高い水準に保ちやすくなります。
コンテンツ分析を自動化する方法
コンテンツ分析を自動化するには、EAプラットフォームを利用して、各データソースをデータウェアハウスと接続し、さらに従業員がデータへアクセスするためのプラットフォームとも連携させる必要があります。そのうえで、以下のようなワークフローを構築します。
- 従業員がチャットBotを使ってコンテンツのパフォーマンスに関するスライドをリクエストすると、ワークフローが開始されます。
- 各データソースからデータウェアハウスへデータが送られます。
- データウェアハウス上で、エンドユーザーが理解しやすい形にデータを加工します。
- チャットBotがSnowflake上でクエリを実行してデータを取得し、そのデータをもとにプレゼンテーション用のスライドを作成します。
- チャットBotが、作成したスライドへのリンクをチャット上で従業員に送信します。
注:ステップ2〜5はリアルタイムで実行されます。
Workatoでは、LinkedInやMarketoなどをデータソースとして利用し、Snowflakeをデータウェアハウスとして活用しています。そしてGoogle Slides、Slack、カスタマイズされたチャットBot「Infinity Bot」を通じてデータへアクセスしています。

このコンテンツ自動化の事例について詳しく知りたい方は、オンデマンドウェビナー「5 Ways Data Can Inform Your Content Strategy」をご覧ください。
コンテンツ自動化が重要な理由
ここまで紹介したコンテンツ分析のユースケースを踏まえ、コンテンツ自動化が重要である主な理由を見ていきましょう。
1. チームの作業時間を大幅に削減できる
複数のデータソースから情報を収集し、複数のレポートを使って分析し、手作業でデータをクレンジングしたうえで、プレゼンテーションごとに新しいビジュアルを作成している場合、そのプロセスには膨大な時間がかかります。
たとえば、先ほど紹介したコンテンツ自動化を導入する以前、Workatoのプロダクトマーケティングチームでは、1つのプレゼンテーションを作成するだけでも、以下のような作業が必要でした。

現在では、チャットツール上でわずか1クリックするだけで、プロセス全体を実行できます。これにより、関係者はミスが発生しやすい単調な作業から解放され、数時間もの作業時間を削減できるようになりました。
2. チャネルを横断した実行可能なインサイトをすばやく発見できる
複数チャネルの重要なデータポイントをまとめたカスタマイズ済みのプレゼンテーションを即座に作成できるため、チームは改善点や新たなテスト機会をより迅速に特定できます。
Workatoでも、この仕組みによってYouTubeやLinkedInなどの戦略をすばやく改善できるようになりました。YouTubeではより短い動画の公開に注力するようになり、LinkedInでは外部リンクを掲載するのではなく、動画を直接アップロードするようになっています。
3. ターゲットオーディエンスに、より良い体験を提供できる
得られたインサイトをもとにコンテンツ戦略を改善していけば、顧客、見込み顧客、投資家などのオーディエンスにも、より良い体験を提供できるようになります。その結果、インプレッション、クリック、いいね、フォロワーの増加につながり、最終的には新規顧客とリピーターの増加も期待できます。
コンテンツ自動化を始めてみませんか?Workatoのエキスパートまでお問い合わせください。
