Altus Financialは、オーストラリアのシドニーとセントラルコーストにオフィスを構える会計士事務所兼資産運用アドバイザリーファームです。個人向けファイナンスおよび中小企業(SME)アドバイザリー分野で30年以上の実績を持ち、2016年から2018年にかけて3年連続でAustralian Accounting Awardsを受賞し、合計4度の受賞歴を誇る、業界のリーダーとしての地位を確立しています。従来、同社はオンプレミスの会計ソフトウェアを使用していましたが、これは他のアプリケーションとの連携が難しく、practice management(業務管理)ツールであるNetSuiteをはじめ、税務、会計、ローン準備、退職年金基金(スーパーアニュエーションファンド、以下「スーパーファンド」)、コーポレートコンプライアンスに関わる各種システムとの接続にも課題を抱えていました。オンプレミスソフトウェアのMYOBをNetSuiteに接続する際には、データはNetSuiteへの一方向のみしか転送できず、逆方向の変更はすべて手動で入力する必要があったため、限定的な連携にとどまり、データの整合性が損なわれていました。
2019-2020会計年度の初めに、Altusは、NetSuiteと双方向で同期できるSaaS型会計ソフトウェアであるXeroへの移行を決定しました。同社は、2つのクライアントデータセットを保持し、都度手動でデータを転送する必要性をなくしたいと考えていました。他のさまざまな用途向けに統合プラットフォームを探していたAltusは、XeroとNetSuite間のデータ転送を自動化するためにWorkatoの導入を選択しました。
Altusのオペレーションマネージャーであるヴァレリー・アレクサンドロヴァ氏は、Workatoの導入により管理スタッフの業務時間が「大幅に」削減されたと語ります。「以前は、NetSuiteにクライアントデータを入力し、同じ内容をMYOBにも入力する必要がありました。しかし、住所が変更された場合はどうなるでしょうか。両方のシステムで変更しなければなりません。税務情報が変わった場合も同様です。両方で変更が必要でした。そして、片方のシステムを更新すればもう片方も更新しなければならないため、ヒューマンエラーが発生しやすい状態にありました」とヴァレリー氏は述べています。
「そのため、長年にわたり、この2つのクライアントデータセットはまったく異なる内容になっており、データの整合性はまったくありませんでした。しかし今はWorkatoのおかげで、NetSuite上のクライアントデータはXeroのデータと完全に一致しています。データの入力は一度だけで済むからです。これは私たちにとって非常に大きな改善であり、多くの時間の節約につながっています」と同氏は付け加えています。
利用アプリケーション
- Xero(MYOBに代わって導入)
- NetSuite
課題
同社の旧会計ソフトウェアであったMYOBは、practice managementツールであるNetSuiteと連携できないオンプレミスシステムでした。業務効率を高めるため、同社はその後SaaSアプリケーションであるXeroを導入し、XeroとNetSuite間のクライアントデータ転送を自動化することを目指しました。Xeroには税務申告に必要な個人情報が含まれており、マスターデータツールであるNetSuite内で常に最新の状態に保つ必要があったためです。
Workato導入によるROI
Altusは6週間以内にXeroとNetSuite間の自動化ワークフローを構築し、稼働を開始しました。これにより、データ入力にかかる時間を大幅に削減し、データの整合性を向上させました。同社は現在、新たに導入を検討しているCRMとNetSuiteとの統合、さらにその他のアプリケーションとの統合の構築を進めています。
Xero と NetSuite 間のアジャイルな連携を迅速に構築し、データの整合性を確保
Altusは、生年月日、住所、タックスファイル番号(TFN)またはオーストラリア事業者番号(ABN)といった個人のクライアント情報をXeroに保存しています。これらの情報はすべての税務申告書に記載する必要があり、マスターデータツールであるNetSuiteと同期されている必要があります。
別部門がNetSuiteとCRMツールを統合したいと考えていたことからWorkatoを知ったヴァレリー氏は、Xero-NetSuite間の統合を自ら構築したいと考え、それを実現しました。「Workatoはまったく初めてでしたが、それでも使いやすいと感じましたし、実際にそのコネクタを構築する際に、サポートチーム以外の外部の助けを必要としませんでした」と同氏は述べています。
「この2つのシステムを連携させる作業は、心地よいものでした」と同氏は付け加えています。

ヴァレリー氏によれば、プラットフォームのトレーニングから本番稼働までのプロセス全体は6週間もかかりませんでした。これは、まさに絶好のタイミングでの実現だったといえます。
CRM(および他のアプリケーション)との連携
Altusは、新たなCRMの導入も含め、自社のテクノロジースタックの改善とアップグレードに継続的に取り組んでおり、Workatoは、NetSuiteから新CRMへのデータ移行と、すべてのシステム間の同期維持を実現する上で、同社のエコシステムに欠かせない存在となっています。
1年以上にわたり統合プラットフォームを比較検討してきたヴァレリー氏とそのチームは、これまでの進捗に満足しています。「Workatoの導入によって、私たちのシステムとデータの整合性における改善を最も強く実感しています。今後もWorkatoをさまざまな形で活用し、さらに多くのシステムを連携させていくことになると確信しています」
Workatoが貴社のビジネスにどのような価値をもたらせるか、ぜひご確認ください。
